3月某日 道化師の蝶 続き

飛行機の中で読む本を飛行機の中で読んだ「道化師の蝶」ですが、得票が達しなかったのに芥川賞を受賞したといういわくつきの作品です。同時受賞の「共食い」はグロテスクですがこれに比べると普通の小説です。では同時進行でいくつかの話が展開する道化師の蝶は、何を言いたいのか?鍵は作者の円城塔が物理の研究者だということです。
 これからは私の私見です。現在北大構内に居る利点で、某教授のゼミを聴講したとき、多次元の説明があり、3次元までは現実の世界なので理解できるが、その上の次元は、回転軸であったり、時間軸であったりする。例えば3次元では混沌とした景色でも、回転軸の4次元の世界だと、自分自身がフィギュアスケートのように回転すれば、整然とした景色が見えてくる・・・・これだと思いました。
つまり多次元の世界を作者は3次元で著しているからさっぱり分からない。これを多次元で
見れば、きちんとした小説になるのでしょう。
いままでにない試みで、その発想が受賞に値するのでしょうが、さて多次元でのこの小説の
読み方がまだ私には分からない。また飛行機に乗ったときに読み返してみますか。

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