10月某日 社会派へ

変な題名ですが、仕事や余暇の繰り返しの毎日に疑問を感じ、社会派を以って任じようと、
日頃思っていたことを少し実行に移した報告です。(若者みたいですね、私のラグビークラブはいまだに惑ってばかりの有惑クラブといいますから)
 北朝鮮へ拉致された被害者のうち、5人が生還してから10年がたち、全国で展開された救う会の会合に参加してきました。会場はほぼ満員、上映されたドキュメンタリー「めぐみ」が事実の持つ重み、迫力を余すところなく伝え、圧巻でした。
 感想その1 日常性が失われる恐ろしさ、理不尽さ。14歳の明るい無垢な少女が突然拉致されるとは!家族や関係者へのクリス・シェリダン監督の取材力が素晴らしい。
 感想その2 脱北した工作員の証言が凄い。顔を隠すことをせず(男前です)自分が今後どうなろうと運命とわきまえ、だからこそ伝えられる今、横田めぐみさんは生きていると断言。

 さて・・・・義憤を感じ、自分に何ができるかを振り返り、出来る範囲で継続できることということで、救う会のバッチを常に付けることにしました。このバッチ、一部の政治家しか付けていませんが、街中でも付けている人が増えれば、北朝鮮も今のままでは済まないようになるでしょう。 バッチはHPで「救う会」と入力すれば求められます。


次は泊原発廃炉への関わりです。福島原発事故以降、各地の原発論議や脱原発の運動が活発ですが、北海道では、原子の火が最後に止まった泊原発について、私自身マスコミから伝えられる程度の知識しかありませんでしたが、小野有五という脱原発の指導者について、知り合う機会があり、学者らしい落ち着いた、しかも理論的に筋の通った話に感銘を受けました。前にも述べましたがこの人はオノ・ヨーコの従兄弟だそうです。そして、泊原発を廃炉にするために、デモに参加する方法もありますが、訴訟を起こし、1000人の原告団を形成するということで、裁判で決着をつけて確実に廃炉に持ち込むそうで、私にも原告になる呼びかけがありました。

さて・・・・原告となると軽々しい話ではありません。自分が本当に納得しなければ決断できませんが、原発とか放射能とかの話はほんとうに難しく、本を読んでもどうもよく分からないですが、何度も読んだり、原子工学の専門家に話を聞く機会もあり、自分なりに廃炉にすべきとの結論で原告団に加わりました。主な理由は、①泊と札幌は70kmの距離だが西風の影響で、万一の場合放射性物質は飛散してくる。 ②奥尻にも20年前に大地震が発生したが、泊原発のわずか15kmの海底にも活断層が存在。 ③ 北海道は原発なしで、619万KWの電力供給が可能で、これは北海道の最大電力需要578万KWを上回る。 

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