3月某日 Pittcon出張


Pittconとは、ピッツバーグカンファレンスの略で、アメリカ版の分析機器展です。機器分析の開発に熱心だったピッツバーグ大を中心に、メーカー、ユーザー、代理店等が集まり学会と展示会を開催したのが始まりだそうで、年々盛んになるとともに、毎年ピッツバーグで開催するのはマンネリになるため持ち回りになり、今回はフロリダのオーランドでの開催となりました。日本の展示会とは雰囲気が違いいきなり商談が始まったりするという様子を確かめたく、分析産業人ネットのツアーで参加しました。なんとアメリカ本土は学生時代に旅行して以来、40数年ぶりで、成田、デトロイト経由の17時間の移動はエコノミークラスであったため正直参りました。オーランドは気温26度のリゾート地、展示会場は東京ビッグサイト程度の規模ですが、南国のカラッとした環境での開催は気分までウキウキしてきます。しかしながら弊社の装置はこの展示会にはちょっと合わないかなという感もして、視察は一日で終了して、翌日はディズニーワールド見物、最終日はケネディースペースセンター見学に切り替えました。



日本のディズニーシーも見たこたがないので、先に本場を見るチャンスと思ったのですが、デュズニーシーはディズニーワールドの一部で、アニマルキングダムがディズニーワールドの中心だそうで、そのアニマルキングダムを待ち時間無しで早周りできるツアーに参加しました。そのなかでも中心はアフリカゾーンで、サファリ車に乗って回ると、まさにサバンナそのもので、行く先々にワニやキリン、シマウマ、原色の野鳥、ヤマアラシなどが生き生きと生息しているのが目の当たりにできます。ウオルトディズニーは本当に動物が好きだったようで、ただただ感心するばかりです。最後はライオンキングのミュージカル鑑賞。恥ずかしながら劇団四季などで巡演しているライオンキングはデュズニーが本場だったことを知らず、これまた本場を先に鑑賞する幸運に恵まれました。(さらにそのディズニーのルーツは手塚治虫のジャングル大帝だそうです。うかつにも知りませんでした。)

 

翌日はバスで1時間程度のスペースセンターです。すでに月面着陸やスペースシャトルのミッションを終了し、これからはお金を出せば宇宙旅行ができるとか、スペースセンターを一大観光スポットにして収益を上げる方に方向転換しています。したがって大半を見学者に公開するサービス振りで、実物のアポロやジェミニ、エンデバーを目の当たりにして圧倒されました。3Dの宇宙旅行も迫力満点で、アメリカのスケールの大きさと誇りを体感した一日でした。
余談ですが、アメリカでは緊急通報の番号が911番でした。日本にもそのうち119番が311番になるのでしょうか。


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